野尻湖ナウマンゾウ博物館で 氷河時代の象と会った 思い出(前編)
2020.10.13 Tuesday
JUGEMテーマ:博物館.
2011年4月16日(土)
小雨が降るなか Okina と Ouna は、氷河時代の象 ナウマンゾウに会うため 野尻湖ナウマンゾウ博物館 へ行った。
1948年(昭和23年)に野尻湖底で「ゆたんぽ」のような形をした、ナウマンゾウの臼歯が発見された。
これがきっかけとなり、1962年(昭和37年)に野尻湖の第1次発掘が始まる。
以後、2010年(平成10年)の第18次まで発掘が行われた。
この発掘によって出土した化石や遺物が、野尻湖ナウマンゾウ博物館に展示されている。
ナウマンゾウは約40万年前から2万年前まで日本にいた、日本の氷河時代を代表する動物です。
氷河時代の野尻湖にいた人類(野尻湖人)が、残した石器や骨器がナウマンゾウの化石と一緒に見つかった。
それらから、当時の自然環境や人々の生活文化を想像することができる。
館内で野尻湖発掘の映像を見て興味深く、若かったら発掘に参加してみたい、と Ouna は思いましたぞう。
(2011年4月16日 見学時の資料など参考にして書いています)
ナウマンゾウ の 像 が 出迎えてくれた
2011.04.16
2011.04.16
博物館の階段前で……
桜が咲く4月中旬というのに雪だめの雪はとけていない。
この年は雪がおそくまであった。
※ 野尻湖ナウマンゾウ博物館は、2018年3月20日にリニューアルオープン。
これまで2階にあった受付が1階に移っています。
ナウマンゾウ 実物大 の 復元像
野尻湖から出土した骨の化石をもとに復元。
牙から尾までの長さ 約6m
肩までの高さ 約2.8m
ナウマンゾウ と アジアゾウ の 違いは
ナウマンゾウ
ベレー帽をかぶったようなでっぱりのある頭。
肩から胸にかけてのところにでっぱりのある背中。
ねじれ曲がった牙。
アジアゾウ
2020.09.18
コブのような2つのでっぱりがある頭。
ずんぐりした背中。
オスの牙はとても大きい。湾曲していない。
神戸市立王子動物園のアジアゾウ雄のマックとナウマンゾウの違いを比べてみた。
マックの折れている左側の牙は 2009.01.31 は健在だった。
オオツノジカ 実物大 の 復元像
野尻湖から出土した化石をもとに復元。
肩までの高さ 約1.7m
ナウマンゾウと共に日本の氷河時代を代表する動物。
特徴のある角は、ウラボシ科 シダ植物のビカクシダが思い浮かぶ。
野尻湖
野尻湖 の中に浮かぶ琵琶島、赤い鳥居が見える。 遠くに斑尾山。
2011.04.16
小雨ぱらつくなかをナウマンゾウ博物館の近くの野尻湖畔に立った。
シーズンオフの静かな湖面と残雪の黒姫山。
氷河時代にナウマンゾウの狩り場(キルサイト)だと考えられる野尻湖。
しばし眺めて氷河時代のナウマンゾウ・野尻湖人に思いを馳せた。
野尻湖 は、東の斑尾山と西の黒姫山に挟まれた標高654mの高原に位置する静かで神秘的な湖。
湖畔からは湖の一部しか見えないが、湖の形が芙蓉の花に似ていることから芙蓉湖という別名を持つ。
外部リンク:
野尻湖ナウマンゾウ博物館 長野県上水内郡信濃町野尻287-5
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コメント
☆ AKAZUKINさま
ナウマンゾウと共に氷河時代を代表するオオツノジカ。。
ビカクシダを思わせる角、凄いですね。
| Ouna | 2020/10/14 8:48 AM |
実物大のナウマンゾウ、迫力ありますね!
そして鹿がかっこいいです^^
| AKAZUKIN | 2020/10/13 12:37 PM |
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JUGEMテーマ:博物館.
2011年4月16日(土)
小雨が降るなか Okina と Ouna は、氷河時代の象 ナウマンゾウに会うため 野尻湖ナウマンゾウ博物館 へ行った。
1948年(昭和23年)に野尻湖底で「ゆたんぽ」のような形をした、ナウマンゾウの臼歯が発見された。
これがきっかけとなり、1962年(昭和37年)に野尻湖の第1次発掘が始まる。
以後、2010年(平成10年)の第18次まで発掘が行われた。
この発掘によって出土した化石や遺物が、野尻湖ナウマンゾウ博物館に展示されている。
ナウマンゾウは約40万年前から2万年前まで日本にいた、日本の氷河時代を代表する動物です。
氷河時代の野尻湖にいた人類(野尻湖人)が、残した石器や骨器がナウマンゾウの化石と一緒に見つかった。
それらから、当時の自然環境や人々の生活文化を想像することができる。
館内で野尻湖発掘の映像を見て興味深く、若かったら発掘に参加してみたい、と Ouna は思いましたぞう。
(2011年4月16日 見学時の資料など参考にして書いています)
ナウマンゾウ の 像 が 出迎えてくれた
2011.04.16
2011.04.16
博物館の階段前で……
桜が咲く4月中旬というのに雪だめの雪はとけていない。
この年は雪がおそくまであった。
※ 野尻湖ナウマンゾウ博物館は、2018年3月20日にリニューアルオープン。
これまで2階にあった受付が1階に移っています。
ナウマンゾウ 実物大 の 復元像
野尻湖から出土した骨の化石をもとに復元。
牙から尾までの長さ 約6m
肩までの高さ 約2.8m
ナウマンゾウ と アジアゾウ の 違いは
ナウマンゾウ
ベレー帽をかぶったようなでっぱりのある頭。
肩から胸にかけてのところにでっぱりのある背中。
ねじれ曲がった牙。
アジアゾウ
2020.09.18
コブのような2つのでっぱりがある頭。
ずんぐりした背中。
オスの牙はとても大きい。湾曲していない。
神戸市立王子動物園のアジアゾウ雄のマックとナウマンゾウの違いを比べてみた。
マックの折れている左側の牙は 2009.01.31 は健在だった。
オオツノジカ 実物大 の 復元像
野尻湖から出土した化石をもとに復元。
肩までの高さ 約1.7m
ナウマンゾウと共に日本の氷河時代を代表する動物。
特徴のある角は、ウラボシ科 シダ植物のビカクシダが思い浮かぶ。
野尻湖
野尻湖 の中に浮かぶ琵琶島、赤い鳥居が見える。 遠くに斑尾山。
2011.04.16
小雨ぱらつくなかをナウマンゾウ博物館の近くの野尻湖畔に立った。
シーズンオフの静かな湖面と残雪の黒姫山。
氷河時代にナウマンゾウの狩り場(キルサイト)だと考えられる野尻湖。
しばし眺めて氷河時代のナウマンゾウ・野尻湖人に思いを馳せた。
野尻湖 は、東の斑尾山と西の黒姫山に挟まれた標高654mの高原に位置する静かで神秘的な湖。
湖畔からは湖の一部しか見えないが、湖の形が芙蓉の花に似ていることから芙蓉湖という別名を持つ。
外部リンク:
野尻湖ナウマンゾウ博物館 長野県上水内郡信濃町野尻287-5
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ナウマンゾウと共に氷河時代を代表するオオツノジカ。。
ビカクシダを思わせる角、凄いですね。
そして鹿がかっこいいです^^