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令和の序文「蘭は珮後の香を薫す」の「蘭」はフジバカマ(藤袴)

 

平成31年4月1日

うめ(ウメ) ** 万葉植物 **  を投稿。

 

記事の最後に、新年号令和を祝して……

「令和」は、万葉集巻五 梅花の歌 32首の序文。

「初春の月にして 氣淑く風ぎ 梅は鏡前の粉を披き 蘭は珮後の香を薫す」……と記しました。

 

序文の中の「蘭は珮後の香を薫す」の蘭のことや意味は、マスコミは報道されなかったように思うのですが?

web検索で、さまざまな解釈がされているのに気づき興味を持ったが。

とても難しそうで、下記のサイトを閲覧して学んだ。

 

(矢原徹一:九州大学大学院理学研究院教授)

令和の出典に登場する「蘭」、歌人が見た景色とは?

 

 

「蘭は珮後の香を薫す」の「蘭」はフジバカマ(藤袴)

 

「蘭」とはフジバカマ

梅の花が咲く初春には、いわゆる蘭の花は咲きません。

東洋蘭の代表であるシュンラン(春蘭)の花は4月、カンラン(寒蘭)の花は10月に咲きます。

和書にシュンランの記録が現れるのは江戸時代のことであり、カンランの栽培が盛んになったのは明治以後です。

万葉集に登場する「蘭」(あららぎ)とは、秋の七草のひとつである藤袴(フジバカマ)だと考えられます。

フジバカマの中国名は佩蘭であり、蘭草とも呼ばれます。

「蘭」とは、フジバカマや東洋蘭のように、香の良い植物を指す総称なのです。

この後は会員でないと閲覧できなくなっています。

 

 

古代から咲いていた日本の蘭は「春蘭」と思っていた Ouna…… ( ̄Д ̄;;

フジバカマが「蘭」なら、秋の七草で秋に咲く花なのに、なぜ梅が咲く初春に……と疑問を覚えた。

 

 

梅花の宴では、蘭のフジバカマは衣服につけた、匂い袋で香っていたのでは……。

 

 

ふぢばかま(フジバカマ)

 

ふぢばかま(フジバカマ)** 万葉植物 **  2011.10.05

 

フジバカマの花とチョウ

 

フジバカマの花とアサギマダラ。

 

フジバカマ

フジバカマ 六甲高山植物園で

 

アサギマダラ蝶が花の枯れかかったフジバカマの蜜を好んで吸っていた。

 

フジバカマは秋の七草で薬用植物です。

淡い紅紫色の花が咲いたら、切り取って乾燥させる。

葉は黄変してくるが生乾きのころは桜餅のような甘い香りがする。

桜の葉と同じクマリンの芳香を放つから。

 

中国では、フジバカマのことを「香草」「香水蘭」「蘭草」などと呼んで。

身につけたり、浴湯に洗髪に使用されたそうです。

 

 

匂い袋(ポプリ)

 

ポプリ

ポプリ 戴き物

 

日本製鉄・ 構内ハーブ園で収穫のハーブ・バラなどで作られたもの。

万葉の時代に人気だったフジバカマは入っていないようですが、いい香りがしている。(^ー^* )フフ♪

 

匂い袋は、奈良時代から平安時代の貴族たちが好んで身につけていたようです。

 

 

関連記事:

チョウに人気の **フジバカマ** 蜜に芳香があるのかな?

 

六甲高山植物園 9月下旬 * フジバカマ,ヒヨドリバナとアサギマダラ 蝶 *

 

 

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| 万葉植物 | 10:30 | comments(0) | - |
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