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くれなゐ(ベニバナ) ** 万葉植物 **

くれなゐ(ベニバナ)

 

万葉仮名 -- 紅 呉藍 久禮奈為

 

 

紅花(ベニバナ)

 

ベニバナ

 

 

紅(くれなゐ)の深染めの衣(きぬ)色深く染みにしかばか忘れかねつる

 

万葉集 [巻十一 2624]

 

「紅の染料が衣にしみこんで濃い色に染まるように、あなたのことが私の心にしみ込んでしまったせいか忘れられないのです」……という恋の歌。

 

紅花は「くれなゐ」として、万葉集に29首詠まれている。

 

 

「紅」は中国の呉の国から伝わった「呉の藍(くれのあい)」の意味で、今は紅花(ベニバナ)と呼ばれている。

日本へは推古天皇の時代(6世紀末から7世紀初め)に朝鮮半島を経て渡来したといわれるが……。

 

藤ノ木古墳(奈良県)から出土した絹製品は、断片が約1,000点で石棺内の水に浮いていたそう。

二人の被葬者を覆っていた布は紅花染めと推定されている。

このことから、紅花は古くから日本に伝来していたことは分かったのですが、伝来の時期については定かではないらしい。

 

  

 

紅花(ベニバナ)は、西南アジア原産のキク科の二年草。

サフラワーともいう。

古くから南ヨーロッパ〜中近東・インド・中国で栽培された。

花から紅をとるほか、薬用にも栽培された。

美しさと薬効を考慮してか、古代エジプトのミイラの着衣が紅花染めであるという。

 

紅花栽培は、ふつうは秋に、寒地では春に種をまく。

草丈0.5〜1mに育ち、葉はアザミに似てとげがある。

上部で枝分かれし、初夏に各茎頂に橙黄色のアザミに似た花をつけ、日がたつと赤色に変わる。

 

花を摘む作業は、とげが皮膚を刺すので早朝または朝露のある間に行う。

茎の末の方から花が咲き始めるのを摘み採ることから「末摘花」ともいう。

この花が淡い黄色や鮮やかな紅色の染料になり、口紅などの化粧料などにも。

漢方では婦人病藥に利用される。

 

1花に10〜100個の種子が実る。種子はリノール酸が多く含まれており、上等の植物油となる。

血液中のコレステロールを除き、動脈硬化予防に効くとして需要が増加している。

この油を燃やしたすすをを集めて作った墨は、紅花墨と呼ばれ高級品。

若い茎葉は野菜として食用にされる。 切り花やドライフラワーにも使われる。

 

紅花は、植物染料として江戸期に最も発達し、藍・麻と並び三草の一つに数えられていたが。

現在の栽培地は山形県の月山の麓や最上川のほとりなど。

 

 

紅花に寄せて・・・

 

Ouna はずっと紅花・紅花染に興味を引かれていた。

2010年3月に、月ヶ瀬梅林を訪ねた折、古くは月ヶ瀬の名産だった「烏梅(うばい)」のことを売店で尋ねたけれど、今はほとんど生産していない、とのことでした。

「烏梅」は、紅花で染める紅染めの発色剤としてなくてはならないもの。

 

古代の日本では、わら灰汁や果実の酸を使って紅花染めをしたようですが……。

万葉人はどのようにして染めたのでしょう。

 

 

今回、ウエブ検索で下記のサイトを見つけました。

機会があったら参加してみたいと思っています。

 

奈良・月ヶ瀬で日本の伝統色・紅の烏梅染色…

 ↓

 

紅花染

 

 

紅花で作られた口紅も買ってみた...... 紅皿 ** 紅花の口紅 ** 2011.03.11

 

JUGEMテーマ:植物

 

 

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| 万葉植物 | 17:30 | comments(2) | trackbacks(0) |
コメント
紅花:面白い不思議な花ですね。食用油は使った事があります。
| 藤の花 | 2019/08/17 9:51 PM |

☆ 藤の花さま

紅花油はオメガ6脂肪酸ですね。
画像の紅花は、生け花用に花屋さんで買いました。
スケッチもしました。
| Ouna | 2019/08/17 11:56 PM |

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